15日放送、テレビ東京「眠れるスター目覚ましバラエティ“ハックツベリー”」にはプロレスラー・武藤敬司がゲスト出演。アメリカでトップレスラーにのし上がった武藤がそのキャリアを振り返った。

「84年の4月に入門して10月にデビューして翌年の8月か9月にアメリカに行ってる」という武藤は類い稀なる才能を見出され、早々に海外での武者修行に送り出されている。アメリカではグレート・ムタというリングネームで活躍し、本人も「ムーンサルト(プレス)なんて今は誰でもやるけど当時は誰もいなかった。俺がパイオニア」と語っている通り、派手な空中殺法と忍者のような格好で一躍トップレスラーの仲間入りを果たした。

だが、スタジオではグレート・ムタと武藤は別人という設定であることから芸人達にいじられはじめた武藤。河本準一から「ムタと武藤さんがタッグを組むことはないんですか?」と訊かれると「今までないですね」と苦笑い。岩尾望から「ムタは魔界に住んでるんですよね。連絡取ったりはできるんですか?」と言われると「俺だけが唯一連絡が取れる。テレパシーで」などと苦しい言い訳に終始した。

さらに武藤は、ムタのコスチューム一式の制作費を「高いっすよ。1本(100万)くらい」などと明かし、ムタの代名詞でもある毒霧を吹いてみせたが、ムタの話をする際にも「俺は」と言い出したり別人設定についてはグダグダになってしまった。