学生の窓口編集部

写真拡大

スナップチャット(Snapchat)に自作アプリを売ったことで億万長者になったガレット・ジーさんは、全ての所持品を売り払い、家族と共に世界を周る旅に出ました。

超人気アプリアングリー・バード(Angry Birds)をアップストア(App Store)のトップ10から落とした、スキャン(Scan)というQコードの読み取りアプリが、ガレットさんと2人の共同創設者に5,400万ドル(約67億円)という大金をもたらしました。

家でもヨットでも買える金額でしたが、ジーさんは、そのお金に手をつけることなく長期投資にまわし、所持品を全て売り払って妻のジェシカさんと2人の子供たちと一緒に旅に出たのです。

「私はすぐに簡単な決心をしました。お金を賢い投資になるよう安全な場所に預け、質素に自分の生活を続けることにしたのです。私達が自分の持っているものを売り払ったのも、そのせいです。本当なら売る必要はなかったのですが、そのおかげで、貯金に手をつけていません。私達は自給自足できています。」とガレットさんは言います。

元々モルモン教の宣教師だったガレットさんは、質素に生きることを大切にし、お金に気をつける感覚を家族から受け継がれているものだと感じています。
大学生でもあるガレットさんは、旅を終えアメリカのユタ州に帰ることを決めたら、また新しいアプリの開発をしようと思っているそうです。

しかし、それがどんなアプリであるかは、まだ公表していません。

「私は、もっとアプリを作り続けようと思っています。自分のアイデアに命を吹き込むことは、とても刺激的です。」とガレットさんは新聞社の取材に答えています。

その日まで、一家は旅を続けます。

http://www.news.com.au/technology/millionaire-garrett-gee-sells-up-to-take-family-on-world-trip/story-e6frfrnr-1227372118574