Jリーグ・立命館マネジメント講座1期生に、元日本代表DF中田浩二氏らが合格

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 Jリーグは16日、スポーツクラブの経営人材育成プログラム『Jリーグ・立命館「JHC教育・研修コース」立命館マネジメント講座(基礎)』の受講者選考会を実施し、43名が1期生として合格したことを発表した。

 受験者数は266名で、最終選考に残ったのは236名だった。合格者は最年少26歳から最年長62歳までの43名で、平均年齢は37.5歳となっている。

 なお、1期生には元選手から、現在Jクラブのスタッフとして活躍する中田浩二氏(鹿島アントラーズ)、堀之内聖氏(浦和レッズ)、黄川田賢司氏(コンサドーレ札幌)も参加。今後、3名はJクラブスタッフとして実務を続けながら、約1年間、同講座のカリキュラムを受講する。

■主な合格者

中田浩二氏(鹿島アントラーズ/クラブリレーションズオフィサー)

 現在35歳の中田氏は、1998年に帝京高校から鹿島へ入団。2000年にはレギュラーとして定着し、国内初となる三冠獲得を達成した。また、各世代別代表を経験し、シドニー・オリンピックや日韓・ワールドカップ、ドイツ・ワールドカップにも出場している。05年にマルセイユへ移籍し、スイスのバーゼルでもプレー。08年に鹿島へ復帰し、14年12月に現役引退を発表し、鹿島のクラブスタッフに就任した。

●堀之内聖氏(浦和レッズ/事業本部パートナー営業部)

 現在34歳の堀之内氏は、東京学芸大学から2002年に浦和入りし、12年に横浜FCに移籍していた。13年にはモンテディオ山形でプレーし、同年をもって現役引退。浦和のクラブスタッフに就任していた。

●黄川田賢司氏(コンサドーレ札幌/トップチームスカウト)

 現在40歳の黄川田氏は、1997年に亜細亜大から札幌に入団し、2000年にはクラブのJ1昇格に貢献していた。02年には川崎フロンターレへ移籍し、2004年に現役を引退。引退後は指導者の道を歩みつつ、サッカー界に留まらず幅広い活動を行っている。