12日のバルセロナ対セビージャ戦で、守備的ミッドフィルダーのグジェゴシュ・クリホヴィアク選手が見せた大胆な守備と驚異的な走力が反響を呼んでいる。

「メッシを止めること」は、バルセロナと対戦するすべてのチームにとって悩みの種だが、この日はクリホヴィアク選手がその役目を負った。

後半8分、センターサークル付近でボールを受けたメッシ選手は、自慢の高速ドリブルで前線へ向かう。しかし、クリホヴィアク選手は猛スピードで追いかけ、ペナルティ・エリアに到達する前に背後からタックルしたが、しっかりとボールにアプローチしており、ノーファールでボール奪取に成功したのだ。

現在25歳のクリホヴィアク選手は、昨年イヴァン・ラキティッチをバルセロナに放出したセビージャが獲得した、若きポーランド代表MFだ。

クリホヴィアク選手のような驚異的なスプリント力があれば、メッシ攻略法として“背後から奪う”のは、かなり有効であるということを証明している。