エア・ドゥ「優遇枠」取り消し求め

【ライブドア・ニュース 26日 東京】 ─ スカイマークエアラインズは26日、「新規優遇枠」を使用して羽田空港で運行する北海道国際航空(エア・ドゥ)への許可の取り消しを求め、国土交通大臣を相手取り、東京地裁に提訴したと発表した。
 
 「新規優遇枠」は、大手航空会社グループに属さない新規航空会社のみに使用が認められた羽田空港での「発着枠」のこと。スカイマーク社は、「エア・ドゥは全日空と業務提携しており、実態は全日空のグループ企業。同枠の配分を受ける資格はない」と主張している。

 エア・ドゥは、02年に民事再生法の適用を申請して破たん。その後全日空との共同運航で、昨年度に初の黒字転換をした。同社広報は、今回の提訴について「まだ事実確認ができていないので、答えられない」としている。【了】

ライブドア・ニュース 常井健一記者