画像提供:天童温泉組合

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 セクシーな女優って昔からたいてい、クチビルがぽってりしてません? 今だって、井上○香とか、ぷるるんぽってり。なんというか、肉厚でキスしたら柔らかいんだろうなーと妄想をかきたてる、あのぽってり感。クチビルがぷるぷるしてる女性はバストも大きいんじゃなかろうか。真っ赤な口紅をつけたあの唇。ううぅ、悩ましい。

 10月24日、山形県天童市で、セクシーなクチビルがずらりと並ぶコンテストが開催された。その名も「全国くちびる美人コンテスト」。白い紙にぶちゅっと一発、キスマークをつけて応募するだけ。今年で第16回を迎えたこのコンテストは、6月〜9月の4カ月間で全国からなんと3796通の応募があった。もちろん、天童の旅館の宿泊客もノリノリで参加したという。

 それにしても、何故クチビルなの?

 「天童市は紅花の産地なんですよ。紅花は口紅にも使われますから、そこからくちびるコンテストの発想が生まれました。平成元年から始まり、今年で17回目です」と、主催の天童温泉組合理事長。

 なるほど、紅花が由来だったとは! 3796クチビルから、セクシーなリップを選ぶ基準が気になるところ。

 「上唇と下唇のバランスや、品のよさ、色むらがないなどのバランスでしょう」(同)

 ちなみに審査員は、天童市内の温泉旅館のおかみさんなど30名で、名前も年齢も伏せられたクチビルだけをじっくり審査。妄想と集中力を駆使して、最も輝いているクチビルをセレクト。とはいえ、3796クチビル全てを審査するのは至難の業ということもあり、審査対象になるクチビルを整理したのちに(その際、紙から大幅にはみ出しているクチビルなどは除く)、晴れて24日の本審査が行われた。

 「ベストリップ賞(20万円)、セクシーリップ賞(10万円)を始め、ダンディリップ賞(3万円)、チャイルドリップ賞(1万円)、旅館えこひいき賞などがありました」(同)

 ええ? ダンディリップ賞?

 「男性ももちろん参加できます。お酒の勢いで自分のクチビルに口紅を塗りたくり、コンテストに応募する方もいらっしゃいますよ」(同)

 毎年6月〜9月まで募集される、この全国くちびる美人コンテスト。もちろん、来年も行われるそうだから、天童に温泉旅行しがてら、ぶちゅっと応募してみるのも旅の思い出になるかもしれませんよ。(文/verb)