前回の総選挙で自民党が政権を失うに至る大きな要因となったものが「消えた年金」と「後期高齢者医療制度」でした。消えた年金については、まず自民党に監督責任がありますが、社会保険庁の現場で消えた年金を生んできたのは、「自治労による仕事をしない体質」でした。しかしながら事の本質を離れて「消えた年金」=自民党という図式が民主党やマスコミによって刷り込まれていきました。後期高齢者医療制度は、破たんしつつあった