毎年、メーデーの時期になると『ナニコレ珍百景』に投稿したくなるような“不思議なデモ行進”が静岡県富士宮市で行われる。4月29日、日蓮正宗総本山の大石寺周辺でそのデモ隊が練り歩いていた。もともと日本一の巨大宗教団体・創価学会は、この“お山”の信徒団体だったし、聖地と仰いだ場所。ところが1991年にトップの池田大作名誉会長以下が破門されて以降は、一転して憎悪の対象と化した大寺院といえば、わかりやすい。