行政刷新会議による事業仕分けが情け容赦なく進んでおり、本連載よりも現実に起きていることのほうがエキサイティングであるため、筆者も毎回テーマ探しが大変であるが、今回は、いずれ実施されるであろう公務員改革の一環として官舎無用論というのを提案してみたい。10年ほど前、都心にある公務員の豪華官舎が雑誌で叩かれたことがあるが、そもそも官舎はなんのためにあるのだろうか。公務員は賃貸アパートを借りた場合には27000