ヘルタMF細貝、今夏の放出候補か…監督交代で出場機会が激減

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 ドイツ誌『キッカー』は30日、ヘルタ・ベルリンに所属するMF細貝萌が今夏の放出候補に挙がっていると報じた。

 ブンデスリーガ第19節を終えた時点で17位に低迷していたヘルタ・ベルリンは、ヨス・ルフカイ監督を解任。後任にはクラブのOBでリザーブチームを指揮していたパル・ダルダイ氏が就いた。

 ルフカイ前監督の厚い信頼を得ていた細貝だが、指揮官が交代すると出場機会は激減し、第23節アウクスブルク戦では今シーズン初のベンチ外となった。

 同誌は、「ヘルタはチームバランスが悪い。この夏に余剰戦力を整理する必要がある」と指摘。同クラブは、現在27名の選手を抱えており、レンタル移籍を合わせるとその数をさらに上回る。そのため、今夏に数名の選手が放出されるだろうと予想している。

 ベンチ外が続く細貝も放出候補に挙がっているようで、「ダルダイ監督になってから途中出場が2回。中盤真ん中での序列が低下している。ペア・シェルブレッド、ファビアン・ルステンベルガー、トルガ・ジエルジ、ペーター・ニーマイアーとポジション争いが必要で、カールスルーエからはMFラインホルト・ヤボも加入予定だ」と伝えた。

 なお細貝は、ヘルタ・ベルリンと2017年6月末までの契約を結んでいる。