ムカつくゴーマン男がじつはドM!?本当のM男を見分ける4つのポイント

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「SMのM嗜好を持つ男性」というと、あまり自己主張をしない、なよっとした男性を思い浮かべる方が多いと思います。ここ数年の草食系の流行で、何でも言うことを聞いてくれそうな、そんなM系男子が好きという女性もいることでしょう。ですが本当のM男はじつはゴーマンでワガママ。まわりを振り回すことも少なくない、俺サマキャラであることが往々にしてあるのです。今回は前回に引き続き、長年SM愛好者が集まる現場に身を置く筆者が、単なる受け身とは違うM男を見分ける4つのポイントをご紹介します。

■1.自己主張が激しい

基本的にMとは「構ってほしい人」です。縛るだの鞭で打つだのといった、いわゆるマゾ的行為といわれるものは、「構ってほしい欲」が行き過ぎて極端に発露した結果であることがほとんどで、根っこにあるものはまわりの気を引きたい子供と同じ。ですので、M的性質の持ち主は自己主張激しめです。あからさま、とまではいかなくても、さりげなく自分が前に出たり、周囲を押しのけたりも。その結果リーダーシップを取ったりもするので、Sっぽく見える場合もあります。あなたのそばにも、人が喋っているのに遮って自分の話を始めたり、自慢話を滔々と続ける人はいませんか? その人、じつはMかもしれません。

■2.派手

自己主張が激しいのに関連して、Mがファッションにこだわりだすと妙に派手になることがよくあります。また、心理的なものも絡むのか、特にダメージ系のファッションを好む傾向が強いです。一見Mには見えないイケイケなファッションのお兄さんがドM、なんてことも十分にあり得ます。服装や髪形に関していえば、MのほうがSに比べてはるかに気にします。これは「自分を見られたいか、相手を見たいか」の差が現れているのでしょう。

■3.物事をグレーゾーンで考えられない

物事の捉え方や行動が極端で、0か1かで考えがちなのもMの特徴のひとつです。グレーゾーンがなく、常に白か黒かで突っ走ります。「構われたい欲」とこの性質は強く絡み合っており、「構われたい」が暴走した結果、変態行為に目覚めてしまうのです。恋愛も友情も趣味も仕事も好きになったらまっしぐら、嫌いになったら完全無視を決め込んだり、一転して激しく攻撃したり……たとえばこんなワガママいっぱいの態度が、Mならでは特性だったりするのです。

■4.一人でいるのが苦手

Mは「構われたい欲」が強いだけに、一人でいるのが苦手です。これは単にいつも誰かと一緒にいたがるとか、賑やかな場所が好きというほかにも、常にスケジュールが詰まっていないと気が済まないだとか、忙しくしていないと落ち着かないという形で表われることもあります。いつも誰かとつるんでニコニコ楽しそうな人気者の男子が、本当は寂しがり屋のドMというのも、おかしな話ではありません。

■おわりに

一見Sっぽくない人のほうがじつはSなのと同様、Mも表面的にはMっぽく見えないことが多いです。また、Mの自覚のなかった構ってちゃん気質の持ち主や俺サマキャラの男性が、何かのきっかけでMに目覚めると、本人もびっくりするほどハマってしまうこともあります。ひょっとして? という相手がいたら、怒らせない程度にカマをかけてみてはいかがでしょう。

(早川舞/ハウコレ)