14日に行われたユヴェントス戦を、負傷のため欠場したインテルMFハビエル・サネッティ。18年間のインテルでの生活で、キャプテンがイタリアダービーを欠場したのは、わずか２回だけだ。15日、同選手は『Rai2』の番組で、さまざまなテーマについて語った。

「調子は良くなっているよ。走り始めたし、すべてが良い方向へ進んでいる。火曜に検査をして、すべてがうまくいけば、トレーニングの負荷を増やせるんだ。復帰？　もう少しだ。このまま続けていきたい。11月中旬に復帰できたらいいね」

「（離脱してからは）子供たちのベビーシッターになっているよ。正直、長いこと一緒にいられなかったから、喜んでくれていた。でも、今ではもう飽きてしまったみたいだけどね」

「インテルは僕の第２の家族だ。インテルサポーターにはずっと感謝し続ける。最も苦しかったトロフィー？　チャンピオンズリーグだね。長年、インテルが獲得できなかったタイトルだ。あの夜、サンチャゴ・ベルナベウで、キャプテンマークを巻けたのは特権だ。あの夜はインテリスタ全員にとって忘れられない夜となった」

「僕らはユヴェントスを相手に素晴らしい試合をした。彼らは長くその価値を示してきたチームだ。僕らはワルテル・マッツァーリ監督とともに、新しい歩みを始めたところだよ。監督は強い個性と明確なアイディアを持っている。僕らにとって正しい指揮官だと思うよ」

「アントニオ・コンテ監督？　彼とはピッチで何度も戦ってきた。そのときから、こうやってガッツがある人なのは分かっていたはずだ」

「（マリオ・）バロテッリ？　彼を律するのはとても大変だった。自分のポテンシャルを理解すれば、ナンバーワンになれる選手だ。イタリアサッカーのためにも、彼がそうなることを願っているよ」

インドネシアの実業家エリック・トヒル氏のクラブ買収については、こう述べるにとどまった。

「（マッシモ・）モラッティ会長がいないインテルは想像できない。ずっとそう言ってきた。今、会長はインテルにとって何がベストかを判断している。このユニフォームに対する彼の気持ちを、僕は知っているんだ。すべてが終わったら、どうなるのかを見てみよう」