15日のセリエA第3節、サンプドリア対ジェノアのジェノヴァダービーは、3−0でジェノアの完勝に終わった。インテル、フィオレンティーナに敗れていたジェノアのファビオ・リヴェラーニ監督にとっては、うれしい初白星であるとともに、ベンチで采配を振るい続ける上で大きな勝利だ。

「表現できないほどうれしいよ。インテンシティ、クオリティー、偶然の出来事を生かす力。我々は素晴らしい試合をやれると思っていた。先制して、後半のチームは完璧だったよ。フォーメーションの変更? 大事なのは姿勢さ。我々はこの数年、難しい時期にあった。だから、チームに自信を身につけさせることが重要だったんだ。FWも守備をしたことが全員の自信につながった」

3点目のFKを決めたMFフランチェスコ・ローディも、喜びをあらわにしている。

「フィオレンティーナ戦に敗れ、リベンジしたかった。あらゆる点で妥当な勝利だったね。僕らはつくったチャンスをすべて生かすことができた。僕のゴール? GKサイドを狙ったんだけど、うまくいったね。素晴らしい勝利だ。監督? チームはまとまっている。問題はないと会長も言ったはずだ」

先制点を挙げたDFルカ・アントニーニは、このようにコメントした。

「チームとして僕らは再生した。ダービーに勝つ必要があったんだ。僕らは強い。できるだけ早く残留を決めたいね。この2週間、僕らはかなりトレーニングしてきた。それがブレイクにつながったんだ。ゴール? 信じていたよ。うまくボールが入ってくれたね」