6日(日・現地時間)、インドの首都ニューデリーにあるIGIスタジアムでは、Super Fight Leagueが開催された。

UFCも進出を視野に入れるインドでMMAの普及に努める同プロモーション3度目のイベントには、スイカップを持つ美女戦士レナ・オフチニコワが参戦。ジョアンヌ・カルダーウッドと対戦した。

サウスポーの構えから、右ロー、左ミドル、そして左ストレートを繰り出すレナ。カルダーウッドのテイクダウン直後にギロチンに捉えたが、カルダーウッドが首を引き抜きスタンドへ。

すると、カルダーウッドがバックを取りテイクダウン。背中に乗ったカルダーウッドがチョークを狙うが、前方回転をした際にフックがなく、トップを奪われてしまう。1Rが終わり、疲労困憊のレナ。

インターバル中にコーナーマンは、なぜかスイカップの胸元に水を吹きかける。

2R、左ストレートからヒザを見せたレナに対し、カルダーウッドがシングルレッグでドライブ。腰をコントロールして、テイクダウンを奪うとバックへ回り込んだ。亀の状態でパンチを受け続けるレナは、上体を起こしたところでリアネイキドチョークに捉えられる。

四の字フックに捉えながら、腕を手繰り寄せチョークを凌いだレナはスタンドに戻ることに成功するも、バックを取られたまま。ようやく胸を合わせることに成功するが、フェンスを掴んでペナルティを告げられる。

最終回、打撃で逆転を狙うレナだが、カルダーウッドは逆にカウンターをヒットさせる。すると、レナの左ストレートがヒットし、カルダーウッドの頭が揺れる。カルダーウッドも左を伸ばし、ローにテイクダウンを合わせる。力任せのギロチンを抜けられたレナは、後方回転から立ち上がることができず、ガードへ。

パウンドを落とすカルダーウッドは、またもバックに回りパウンドを顔面へ落とす。後頭部でヘッドバッドを見せたレナ。レフェリーはそのまま試合を続行させるが、悪質な行動だ。頭突きを受けたカルダーウッドは、そのままバックマウントをキープし、パンチを入れる。何やらレフェリーにアピールしたカルダーウッドが、腕十字を仕掛けたところでタイムアップに。

プッシュアップを見せ、スタミナが十分にあるところをアピールしたカルダーウッドは、右腕に噛みつかれた後をカメラに見せる。アピールは、どうやらレナが噛みついたためのようだ。当然、判定負けを喫したスイカップ美女戦士のレナ、2連敗に加え非スポーツウーマンシップな行為――、彼女に3度目のチャンスは与えられるのだろうか。

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