今の日本プロ野球には清原和博さんのような勝負師が足りないと思った件。
![今の日本プロ野球には清原和博さんのような勝負師が足りないと思った件。](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/8/2/820c1_627_0f6adb95c733e7a0cce1ee42cb719694-m.jpg)
「本当の勝負がしたい」と優れた選手が日本プロ野球を去り、メジャーリーグを目指す昨今。僕は改めて思っています。清原和博の不在を。このところ誕生した野球スターは投手ばかり。野手のスターは思いつきません。国民の誰もが知っているような大物は。特に、守りの達人はいても打の達人がいないのが深刻。侍の果し合いのような投手と打者の痺れる勝負が、とんと見られなくなった…改めてそう思うのです。
もしこの成績をあげたのが清原和博だったなら。ダルビッシュや田中将大、前田健太、澤村拓一との対戦に、その一打席だけでも1試合ぶんの価値を見い出せたのではないか。繰り返される舌戦、意識しまくる選手、集った報道陣とカメラ、観客の期待、試合展開は一方的でも最終打席の意地の一振りに固唾をのむ…野球を超えた男と男の勝負が見られたはず。かつて野茂・伊良部と繰り広げた名勝負のように。そうした痺れる相手がいれば、ダルビッシュさんももう少し日本に留まったのではないか…そんなことを想うのです。
相手選手から「投げないでくれ」「絶対に打てないよ」と冗談を言われたというダルビッシュさんの告白。これではダルビッシュさんの侍魂も萎えるでしょう。清原和博ならそんな腑抜けたことは言いません。清原さんは「真っ直ぐ投げてこんかい」「男と男の勝負や」「●●●●ついてんのか!」と本気でキレます。「ウチの試合で投げないでくれ」と「ストレートを投げてこい」の違い。これが情けない男と勝負師の差です。どっちもしょーもない要求ではありますが、同じしょーもない要求なら、清原さんの言い方のほうが100倍男らしいのです。
ということで、日本プロ野球界に第二の清原が誕生することを願い、「こうしよう!」という清原的行動についてチェックしていきましょう。
◆「清原ならそんなこともあるだろう」と思わせるのがスターの器!
その見た目。その発言。その打棒。スターの輝きを放つ男・清原和博。燃える勝負に強く、数々の投手を痺れさせてきた勝負師。現役を引退こそすれ、今でも清原の輝きは錆びつくことはありません。野球のチカラはもちろん、野球以外の部分で爛々と放つ光。それは夜の街を照らすネオンサインのように、僕らプロ野球ファンと羽虫を惹きつけるのです。
↓「清原和博氏 黒パンツ一丁で『とんぼ』を熱唱した泥酔の夜」なる爆笑記事も!
桑田真澄とのCM初共演で、因縁解消かと話題になっている番長こと、清原和博(44)は、夜の街でも絶好調だった。「清原さんは黒パンツ一丁になって歌って踊って、そりゃあ、大騒ぎでしたよ」と、話すのは清原の“ショー”を目撃した男性。 この日、番長が出撃したのは都内の繁華街にあるガールズバーだった。最近、お気に召したようで、頻繁に通っているんだとか。
http://www.news-postseven.com/archives/20120416_102245.html
・場所は都内某繁華街のガールズバー
・キャバ嬢風の女性を交えた4〜5人で来店
・清原はスーツを脱いで黒パンツ一丁に
・テーブルの上で『とんぼ』を熱唱
・シャンパンを4本空け、焼酎もぐい飲み
・日焼けした顔は真っ赤だが足元はしっかり
・清原和博サイン入りの万札を残して去る
本当かよwwwwwwwwwwwwww
何このショートコント「清原」みたいな話wwwwwww
![]() | 価格:1,260円 |
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/9/3/9336c_627_83d5951695273530bb4e54593f4016b3.jpg)
しかし、こんなトンチキな話が実話のように納得できるのが清原という男の偉大さ。同じ話がダルビッシュさんのエピソードとして語られたなら、誰も信じないでしょう。清原和博の、どんな夢物語も引き受ける器の大きさ。それが今の選手たちに足りないものではないか、僕はそう思うのです。
そんな清原さんは4月13日にフジテレビで放映された「淳・大輔・ブラマヨのみんなの声」なる番組でも、数々の伝説を自らの言葉で肯定しています。ウソみたいな本当の話の連続。今の野手陣でこれだけの伝説を生み出せる男がいるのか。野球の練習ばっかりしてるんじゃない!日焼けサロンに通って、じっくり反省してもらいたいものです。
↓清原が自ら語るウソみたいな本当の清原伝説!
●伝説1:「何故ホームラン王になれなかったんですか?」
清原:「ホンマやね」
清原:「週刊誌には無冠の帝王って書かれましたね」
清原:「途中から一回獲ってもオモろないなと」
清原:「王を超えるじゃないですか、帝王は」
清原:「ランクは上ですよね」
正解は「無冠の帝王でいたかったから」です!
●伝説2:「怖そうに見えますが、本当に強いんですか?」
清原:「そうでもないですよ」
清原:「一回やってみよか?」
清原:「いくで」
清原:「バキッ!!」(質問者吹っ飛ぶ)
正解は質問自体がバカだったと後悔するレベルで「強い」でした!
●伝説3:「何でいつも日サロ焼けしてるんですか?」
清原:「え、俺?」
清原:「大体週に1回か10日に1回」
清原:「これ全部日サロやで」
清原:「日サロ10年選手」
清原:「東京ドームは日陰やからね」
清原:「焼いた方が筋肉がキレイにラインが出る」
清原:「あんま野球のためじゃないね」
正解は「筋肉をキレイに見せるため」でした!
●伝説4:「何で桑田さんのことが嫌いだったんですか?」
清原:「エ?」
清原:「高校時代は仲良かったんですよ」
清原:「それでドラフトで別れたでしょ」
清原:「それから僕がジャイアンツ入るまでほとんどしゃべらなかったですね」
清原:「11年間くらい」
清原:「対戦のときは燃えました」
清原:「巨人に移籍して話すようになって、彼が『巨人きてくれてありがとう』って言って」
清原:「最初CMの話聞いたときは驚きましたね」
清原:「どっちか断るんちゃうかなと」
清原:「真反対なんですよ。性格も」
(じゃ、嫌いってワケじゃないんですねと問う)
清原:「うーん、微妙やね」
正解は「うーん微妙」でした!
何か半分くらい虚像をこしらえてる感じの伝説ですが、虚像こそが夢!
「等身大の自分」なんて、スターは見せる必要ナシ!
![]() | 価格:1,365円 |
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/7/7/775fe_627_5b7400dbc5218cbbbf85461a46650339.jpg)
清原和博がまとう夢。その大きさがファンを惹きつける。無味乾燥な優等生の試合など興味はないのです。データを計算すれば、たくさん四球で歩く打者や、走者をひとりも出さない投手は優秀なのでしょう。しかし、それが面白いのか。同じ出塁するなら四球よりも安打で出てほしい。同じ1点ならホームランを見たい。ゴロゴロゴロで三者凡退に斬って取るよりも、ピンチを背負っての男の勝負が見たい。中途半端な決着ではなく、打っても打てなくても豪快なフルスイングで。清原さんのような大きな夢を見せてくれる打者に、早く現れてもらいたいものですね…。
↓「うーん微妙」な相手とギクシャク語り合うKK対決CM動画
http://www.news-postseven.com/archives/20120416_102245.html
ニコニコ友だち風に語りかける桑田さん!
「うーん微妙」が全身からほとばしる清原さん!
KK対決の輝きは時を経ても色褪せない!むしろギクシャク輝く!
![]() | 価格:980円 |
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/9/e/9e4fe_627_01f07a25e0ec070e0ee874e6463f8258.jpg)
よし!おかわりクンも清原さんを見習って、こんがり焼き色をつけよう!
さまざまなジャンルのスポーツを"お茶の間"目線で語る人気のコラム