左から、佐々木主浩、具志堅用高、天山広吉
 ボクシング元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高、野球解説者の佐々木主浩、プロレスラーの天山広吉が16日、都内で行われた映画『タイタンの逆襲』(4月21日公開)の公開記念イベントに出席し、トークショーを行った。

 作品は、神と人間が壮絶な戦いを繰り広げる3Dバトルアクション 。ストーリーにちなみ、スポーツ界の“神”である具志堅ら3人にオファーが届き、異色の組み合わせが実現した。

“世界のカンムリワシ”の高速サイドステップ

 3D映像初体験という具志堅は、作品の感想を聞かれると、3Dメガネの重さに言及。「ちょっと重かった」と感想を語った。映画をみると、「だいだい寝ているんですよ」というが、 格闘シーン満載の3D映像に「ヤバイですよ。こっちに来るので目が覚める」と鼻息を荒くし、「映画をちゃんと見れたのは、『ロッキー』以来です。あ、『男はつらいよ』以来だったかな?」と振り返った。

 高速の刀さばきで人間を襲う戦闘鬼マカイについて聞かれると、「すごく感動したんだけど、私の方が速い」と豪語。実際にマカイと対峙した時に、どう攻撃をかわすのか、シミュレーションしてみせた。“世界のカンムリワシ”の高速サイドステップに、それまで笑いに包まれていた会場が一瞬静まり返る場面も見られた。

輪島、ガッツは“神”のような存在

 「3人で魔物たちを倒すとしたら、どんな作戦で?」と聞かれると、具志堅は「天山さんをおとりにして、パッと仕掛ける」と提案。それに対し、天山は「具志堅さんに先に行ってもらって、その後にモンゴリアンチョップで仕留める」と互いに“先鋒”を譲り合っていた。

 さらに、「自分とっての“神”のような存在は?」との質問に、天山が「アントニオ猪木さん」、佐々木が「長嶋茂雄さん」と答える中、具志堅は「モハメド・アリさんは素晴らしいボクサー。あとは輪島(功一)さん、ガッツ(石松)さん。二人とも適当だけど、最後はピントが合う。やるときは逃げないで最後まで戦い抜く。それはなかなか真似できなかった。上下関係もうるさかったけど、人生経験させてもらった」と厳しい上下関係まで明かした。

グー、チョキ、パーの“お約束”

 これから作品を見る人に向けて、天山は「3Dの迫力がハンパじゃないので、凄まじい戦いを見に来て欲しい」とPR。佐々木は「親子の関係がよかった。こういう出来のいい息子がいいなと思いました」と自虐ネタで笑いを誘い、具志堅は「今まで見た映画で一番迫力があった映画で、ビックリしている。今年一番オススメの映画」と猛プッシュしていた。

 イベント最後のフォトセッション時には、センターポジションを賭けたジャンケンを行われ、具志堅がパンチの「グー」、佐々木がフォークボールの「チョキ」、天山がチョップの「パー」を出してあいこになる“お約束”まで飛び出し、会場を沸かせていた。

 映画『タイタンの逆襲』は、4月21日(土)から3D/2D同時公開される。

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『タイタンの逆襲』公式サイト


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