ミランは18日のコッパ・イタリア5回戦で、ノヴァーラにホームで2−1と勝利を収めた。先制しながらも終了直前に失点し、延長戦の末にベスト8進出を決めたマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、試合後に次のように話している。

「我々は終了1分前に、避けることができたフリーキックから失点した。それから、3−1として勝負を決めるチャンスもあった。苦しい試合だったよ。だが、次に勝ち進むことが大事だったんだ。そしてそれは実現させた」

「すべての選手のパフォーマンスに満足しているよ。(ステファン・)エル・シャーラウィはゴールを決めたし、(アレクサンダル・)メルケルは良いコンディションで戻ってきてくれた。結果を残すのに苦しんだけど、ダービーから立ち直ることが重要だったんだ」

決勝点を挙げたFWアレシャンドレ・パトは、終盤にフィジカルの問題でピッチを退いている。

「違和感があったんだ。それで、ケガをする恐れがあるからと、ピッチを去ることにしたんだよ」

FWフィリッポ・インザーギはパトとの交代を快く思わず、ベンチを見ることもせずにドレッシングルームへと向かった。

「彼とは何も問題ない。悔しく思っているのは理解できる。フル出場したかったはずだからね。だが、私は交代をしたかったんだ」