野球解説者、野村克也氏が今年の野球界を漢字一文字で表すと?

TBSのスポーツ番組「S1」(25日深夜放送)も年内最後の放送となり、人気コーナー「ノムさんぼやき部屋」もこの日の放送でボヤキおさめとなった。そんな今年最後のテーマは前述した通り――。

登場するや、TBS枡田絵理奈アナウンサーに「誕生日おめでとう」と花束を渡したノムさん。12月25日で26歳になった枡田アナに「36歳か?」というボケをかますと、「俺以外の人にも(プレゼント)貰った?」と絡んでいったが、枡田アナは意に介さず「監督に貰ったお花が一番嬉しいです」と巧みにかわしてみせた。

そして、本題に入ると、色紙に見事な達筆によって書かれた「孫」という字を披露したノムさん。番組MCの魔裟斗が「“まご”ですか?」と尋ねると、「まご・・・。とんでもない。ソフトバンク孫(そん)さんよ。これに尽きるでしょ。僕は長い間野球界にいるけども、優勝してオーナーがグラウンドにきて、優勝祝賀会でビールかけに参加したオーナーなんて後にも先にもはじめてだよ。あれにはすごい感動した。ソフトバンクの強さはここにもあるなと思った。ああじゃなきゃね。プライドばっかり持ってふんぞり返ってないで降りてきなさいよ、オーナー」と語り、ソフトバンクが優勝した今シーズン、その強さの要因の一つを選手と同じ目線で喜ぶ孫正義オーナーの姿勢を挙げたのだった。

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