イニエスタ、古巣アルバセテの筆頭株主に

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 バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、幼少期を過ごした古巣クラブの筆頭株主になった。アルバセテのラファエル・カンデル会長は5日、先週末に完了した新株発行による増資に伴い、その約半数を取得したイニエスタが株主名簿の第1位に名を連ねたことを発表した。また、同選手の父親のホセ・アントニオ・イニエスタ氏が、スポーツ部門を統括する副会長に就任することも明らかにされた。

 かつては1991‐92シーズンから5年間、最近では2003−04シーズンから2年間、1部リーグでプレーしたアルバセテだが、昨シーズンの降格を経て現在は2部B(3部相当)に所属している。この危機を重く見たクラブはこの度、再建に向けて大幅増資に踏み切り、イニエスタは新株購入に応じたとのことだ。

 数年前からブドウ農園とワイナリーを家族で経営し、愛する故郷の雇用創出にも寄与しているイニエスタだが、今度は地元のクラブの危機に一肌脱いだようだ。

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