元俳優の押尾学被告と離婚して3年が経過しようとしている女優の矢田亜希子(32)が、ついに引退危機にまで追い込まれた。

 矢田は'09年8月3日、夫だった押尾被告が合成麻薬MDMA使用で逮捕された直後に離婚したが、その後、銀座ホステスの田中香織さんに対する保護責任者遺棄致死罪で押尾被告が起訴されたことで、女優活動の謹慎を迫られた。
 「翌年の5月からドラマに復帰したんですが、フジテレビのドラマ『逃亡弁護士』で検察事務官役を務め、視聴者からクレームが続出したんです」(ドラマ関係者)

 その後はドラマのオファーもなく、当時は所属事務所の経営危機も噂に。
 「矢田中心の事務所でしたからね。社長は電車通勤を強いられたそうです。その後、矢田は何とかTBSの深夜枠のドラマ『シマシマ』の主演を取ったんですがね…」(芸能関係者)

 その6年ぶりの主演となった同ドラマも大惨敗。さらに、矢田のイメージダウンに追い討ちをかけるような事件が起きる。
 「4月18日、東京高裁は押尾被告の懲役2年6月を不服とした控訴を棄却。押尾被告は即日、棄却を不服として最高裁に上告した。その後、田中さんの遺族に矢田のドラマのDVDが送られてきたんです。送り主はわかりませんが、明らかに嫌がらせですよ。遺族側は、一度は断念した民事訴訟を8月3日の3回忌法要の後に決意したようです」

 最高裁の結論がどうあれ、遺族が民事訴訟で真相を明らかにすることになれば、押尾事件は終わらない。
 「矢田の事務所も“ポスト矢田”として売り出した女優の夏菜がブレイクし始めましたからね。これで矢田に執着する必要もなくなったわけです」(前出のドラマ関係者)

 いよいよ後がなくなった。