ニューカッスル・ユナイテッドのMFジョーイ・バートンが、アメリカ大使館からビザが下りなかったため、予定されているプレシーズンツアーに参加できないことがわかった。昔から悪童として有名なバートンは、自身の犯罪歴がひっかかってビザ申請が却下されてしまったのだ。

ニューカッスルはスポーティング・カンザスシティ、オーランド・シティ、コロンバス・クルーとの対戦を予定しているが、今回の米ツアーに帯同しないバートンは、リザーブチームの一員としてオランダでのツアーに臨む。

バートンは「残念なことに、自分の前科のせいでビザが下りなかった。今回のアメリカツアーに参加できなくて残念だけど、自分にできるのは人間性を磨くことだけだし、それを実践するつもりだ。ニューカッスル・ユナイテッドFCのサポーター全員、同様に急増している多数のアメリカのサッカーファンに対して申し訳ないと思っている。彼らには将来会えることを楽しみにしているよ」と公式ウェブサイト上で、殊勝なコメント。

もっとも、Twitterでは「まったくの偽善さ。ルールだからしかたないけど」とつぶやき、本領発揮している。