UEFAは23日のチャンピオンズリーグのアヤックス対レアル・マドリー戦で、マドリーのシャビ・アロンソとセルヒオ・ラモスが意図的にレッドカードを受けた可能性があるとして、審判団の報告を検証することになった。

アロンソとラモスは4−0で勝利した試合終盤に、遅延行為でそれぞれ2枚目のイエローカードを受け退場となった。両選手ともこの処分に抗議せず、ラモスはトムソン主審と握手までしてピッチから去っていった。

ラモスは、「わざとカードをもらいにいったわけじゃない。スコアから見ても、主審は出さなくてもよかったものの、彼は僕を退場にした。そういうわけだよ」と言った。

これにより、2人は消化試合となった最終節のオセール戦に出場停止となり、2月の決勝トーナメント初戦にはカードなしで臨めるというわけだ。

UEFAの懲罰委員会はトムソン主審から報告を受け次第、調査に乗り出すという。

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