チェルシーに所属するイングランド代表DFジョン・テリーにとって、今はまさしく最悪の時期のようだ。

代表のチームメートだったDFウェイン・ブリッジの元恋人との不倫が発覚し、それによってファビオ・カペッロ代表監督を激怒させ、テリーは代表キャプテンの座をはく奪された。所属のチェルシーでは、ジョゼ・モウリーニョ監督によってチャンピオンズリーグ敗退を余儀なくされ、その試合後には人身事故まで起こしてしまっている(イギリス『デイリー・スター』によると、テリーは被害者に謝罪するために連絡をしたようだ)。

だが、それに輪をかけるように、今度は父親のテッド氏に関するニュースが報じられた。『デイリー・ミラー』によると、現在無職のテッド氏が、エセックスのバーでコカイン3グラムを120ポンド(約1万6000円)で売却したとして、警察に逮捕されたというのだ。

事件は昨年11月までさかのぼるとのことで、バーのトイレでテッド氏がドラッグを手渡しているところを収めた映像もある。数時間に渡る捜査の末に、テッド氏は逮捕されたそうだ。すでに釈放はされているとのことだが、来月テッド氏は裁判所に出頭しなければならない。

自身の行為ですでにイメージを損ねているテリーだが、父親の逮捕というのは、また新たな痛手と言えるだろう。