アルゼンチン代表FW“クン”アグエロが100%アトレティコ・マドリーの選手となった。これまでは“クン”アグエロの前所属クラブであるインデペンディエンテが彼の10%の権利を保有していたが、インデペンディエンテのオフィシャルサイトでの発表によるとアトレティコ・マドリーが500万ユーロ(約6億7400万円)を支払い、残り10%の権利を買い取ったとのことだ。

 ヨーロッパの強豪クラブが注目する“クン”アグエロだが、アトレティコ・マドリーが彼の全権利を保有したことにより、彼の移籍についてインデペンディエンテと話す必要はなくなった。そして、今のところアトレティコ・マドリーにクラブのスター選手を手放すつもりはないとはいえ、いつか “クン”アグエロを売却するとしても、移籍金の10%をインデペンディエンテに支払う必要もなくなった。

 11日に行われた2010年ワールドカップ南米予選、対ウルグアイ戦では1ゴールを決め、母国の勝利に貢献した“クン”アグエロ。100%アトレティコ・マドリーの選手となった“クン”アグエロは今後もチームのために活躍していくことだろう。

(スペイン通信)