分島花音(JCBホール)
 今や世界中でムーブメントとなりつつある「ゴシック&ロリータ」(通称ゴスロリ)なる日本独自のファッション・カルチャーの創始者であり、90年代のヴィジュアル系バンドMALICE MIZER(マリス ミゼル、現在活動休止中)で頂点を極め、日本のみならずフランス、ドイツを始めとする海外のメディアでも多数取り上げられるMoi dix Mois(モワ ディス モワ)のカリスマ的リーダー、mana。その彼自らがプロデュースを手掛け、今年5月にシングル「still doll」でデビューを果たしたチェロ・ヴォーカリスト、分島花音(わけしま・かのん)が遂にそのベールを脱いだ。

 分島花音は今月23日、東京・水道橋JCBホールで行われたファッションイベント「INDIVIDUAL FASHION EXPO 」にゲスト出演。ゴスロリ・ファッションに身を包む多数の観客が会場を埋め尽くす中、真っ白なドレスを身にまとった分島花音は「still doll」を唄とチェロ演奏により、堂々としたライブパフォーマンスを披露した。演奏が終了するなり、会場からは割れんばかりの拍手が沸き起こり、彼女にとって初のステージパフォーマンスにも関わらず、チェロ・ヴォーカリストとしての存在感を強くアピールした。

 11月12日には続くセカンドシングル「砂のお城」をリリースすることが決定。CD発売に先駆けて今月23日より着うた(R)先行配信もスタートしており、同曲は10月6日25時よりテレビ東京系で放送開始となるアニメ「ヴァンパイア騎士」(著:樋野まつり)のエンディングテーマにも決定している。

分島花音MALICE MIZER - アーティスト情報
ヴァンパイア騎士 - テレビ東京・あにてれ

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