分島花音

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 かつてGacktが在籍し、2001年をもって9年間の活動を停止したヴィジュアル系バンド、MALICE MIZER。そのリーダーであり、今や世界中でムーブメントとなりつつある「ゴシック&ロリータ」(通称ゴスロリ)の創始者、現在はMoi dix Mois(モワ ディス モワ)として活動するManaが、自身初となる新人女性アーティストをプロデュースすることになった。

 そのアーティストの名は、分島花音(わけしま かのん)。3歳からチェロを始め、高校1年の文化祭で初めてヴォーカリストとしてステージに立った彼女が5月28日、チェロを弾きながら歌うという業界初の“チェロ・ヴォーカル”としてシングル「Still doll」でデビューを果たす。

 「Still doll」は作詞を分島花音が担当し、作曲・編曲をManaが手掛けたクラシックとフレンチポップス、エレクトロニカが融合した楽曲。同曲は、4月7日よりテレビ東京系で放送開始となるアニメ「ヴァンパイア騎士」(毎週月曜25時から25時半まで放送)のエンディングテーマに決定している。「ヴァンパイア騎士」は、月刊「LaLa」(白泉社)で連載中の樋野まつりによる人気漫画で、コミックス6巻が各25万から30万部を発売している。

message from Mana
今回、私にとって初の女性アーティスト「分島 花音」をプロデュースします。魅力的なアーティストとの出会いがあればプロデュースを手がけてみたいと思っていたところ、レコード関係者からプロデュースについての話があったのが始まりです。私が作曲を手がけ、それに彼女が詞を書き、チェロを弾きながら歌うというスタイルがとても斬新だと思います。私が創る美しさと切なさが交錯する、クラシカルで不思議なヨーロピアンサウンドに、彼女の描く詞と繊細かつ大胆チェロ、儚さと強さを兼ね備えた歌声が融合し、今までに無い刺激的な音楽が生まれました。その第一弾シングルが、5月にリリースになる「still doll」です。未知なるサウンドの幕開け。是非、楽しみにしていて欲しいです。

分島花音 プロフィール
19歳、チェロ・ヴォーカリスト。3歳からチェロを始め、中学時代に弦楽アンサンブル・グループやチェロ・デュオを結成し、音楽活動を開始。15歳で古楽コンサートにバロック・チェロで参加、現在までにリサイタルやジョイント・コンサートを多数経験する。中学時代の終わり頃 より音楽創作を始め、高校1年の文化祭で初めてヴォーカリストとしてステージに立つ。高校時代は軽音楽部に所属。高校在学中に、音楽での自己表現の可能性を求めるべくソニーミュージック主催のオーディションに応募し、見事ファイナリストに選ばれデフスターレコーズと契約する。

「still doll」
1. still doll 作詞:分島花音/作曲・編曲:Mana
2. 黒い鳥籠 作詞:分島花音/作曲・編曲:Mana
3. still doll (オルゴール・バージョン.)
2008年05月28日発売 / 1,020円 (税込) / DFCL-1467

分島花音MALICE MIZERGackt - アーティスト情報

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Moi dix Mois
ヴァンパイア騎士 〜VAMPIRE KNIGHT〜

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