球宴舞台裏で、イチローが放送禁止用語連発―。クリーブランドの地元紙「モーニング・ジャーナル」紙の電子版は、20日付で、オールスターの常連であるマリナーズのイチロー外野手が、ア・リーグのクラブハウスで、放送禁止用語連発のスピーチを行ったと伝えた。

 同記事によると、8年連続ア・リーグ代表に選ばれているイチローが、球宴前のクラブハウスで、しゃれっ気を含めた卑猥なスピーチをするのが、どうやら伝統行事のようになっているらしい。イチローは普段、寡黙な男だからこそ、その独演会はそうとう面白いようだ。レ軍のオルティスによる扇動によって、イチローは、家族連れには聞かせられない言葉を含んだスピーチを行うと、同記事。その瞬間、放送禁止用語がテレビで発せられた際に、かぶせられる“ピー音の時間”となる、と伝えている。

 ア・リーグのジャスティン・モーヌーは、「イチローはロッカーの後ろの方に座っていて、オルティスが、『イチローが一言、言いたいらしい』と言った後で、イチローが、いきなり、あけすけにしゃべりだした。皆、死にそうになったよ。最高に面白かった」と振り返る。「みんな、試合前はナーバスになって、緊張した雰囲気なんだ。そこで、監督のスピーチの後、それまで、特にしゃべらなかった男が、突然、やりだすんだからね」。

 ただし、内容については、報道不可能だとか。