国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長は19日、バルセロナはメッシのオリンピック出場を義務づけられることはないと話した。

 バルサはメッシをCL予選3回戦に出場させるため、オリンピック出場に難色を示している。オリンピックはFIFAの公式カレンダーには含まれない大会なので、クラブには選手をオリンピックに出場させる義務はないと考えているのだ。

 そして、ここに来てIOCのロゲ会長もバルサの意見に尊重する見解を述べた。

「オリンピックに出場する選手を抱えるクラブにはすべて、23歳以下の選手を出場させるよう書面で通達した。さもなければ、該当する選手はオリンピック開催中はクラブの試合には出られない。しかし、チャンピオンズリーグ予選を戦わなければならず、選手のケガを心配してオリンピック出場に反対するチームには例外を認めることにする」

 メッシは21日にアルゼンチン代表チームに合流することになっているため、20日には最終的判断が下されることになるようだ。