カンプ・ノウ、オールド・トラフォード、サン・シーロ……憧れの巨大スタジアム。サッカー界の輝かしい歴史を彩ってきた伝統の聖地たち。世界最大のスタジアムは一体どこなのか?

「Football Yearbook」によると世界最大の収容人数を誇るのは、カルカッタ(インド)の「ソルトレーク・スタジアム」だという。そのキャパシティは実に12万人に及ぶ。伝説の「アステカ・スタジアム」(メキシコ・シティ)も引けを取らないはずだが、現在の収容人数は10万6000人に制限されている。王国ブラジルを代表する「マラカナ」も、やはり改修不可避のため10万3000人に抑えられている。4位の座には、イランの「アザーディ・スタジアム」(テヘラン)が10万人収容で続く。

 欧州最大の「カンプ・ノウ」(バルセロナ)は98600人とされ、ようやく5位にランクイン。その後に「新ウェンブリー」(ロンドン)が約9万人で続く。
でかければいい、というものでもないが、やはり大観衆とともにビッグマッチを味わうのは、ファンにとっても選手にとっても、サッカーの醍醐味の一つだといえる。