パリ・サンジェルマン(PSG)のケザック会長が16日、ルイス・フェルナンデス氏(ベティス監督)がパーソナリティーを務めるラジオ番組(RMC局)に出演し、今シーズン後の移籍について語った。

 会長は具体的な言及は避けたが、2人のベテラン、パウレタ(ポルトガル)とガジャルド(アルゼンチン)は残ると明言した。パウレタについては「何と言ってもリーグの得点ランキング2位。シーズン終了のときにはトップに立っているかも知れない」と語った。先にパウレタがインタビューでPSGへの忠誠を熱く誓ったあとの割には案外素っ気ない。

 ガジャルドについても「(シーズン途中に移籍して)最初はよかった。あとは出番が減った」と手放しで評価しているわけではないが、「契約が残っている。まず間違いなく残る」と述べた。

 残りの選手に関しては「あらゆる可能性がある。まだ早すぎる。(一部残留が事実上確定してから)1週間しかたっていない。先週は、万が一2部に落ちる可能性を考えて予算を立てていたほどなのだから」とこれからの話し合いですべてが決まることを明らかにした。来週からは、ル・グエン監督が全選手と個別に話し合い、シーズンの「総括」を行なう予定。