ガイナックス、ミクシィのコメントをめぐって謝罪文を発表

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   「新世紀エヴァンゲリオン」などで知られるアニメ制作会社「ガイナックス」は2007年4月27日、赤井孝美取締役が、ミクシィ日記での不適切なコメントの責任を取って辞任する、と発表した。匿名掲示板「2ちゃんねる」に同社アニメーション「天元突破グレンラガン」の批判が書き込まれたことに、同社社員が4月4日付のミクシィ日記で

「匿名だからって知ったかぶった論評やつまらん揚げ足取りを偉そうに書いちゃって。。。
お前ら何様だ?バーカバーカ、キモオタ死ね!!
こんな奴らを相手に商売しなきゃならんのかと思うとうんざりです(´・ω・`)」

と立腹。

「肛門に顔近づけて深呼吸するようなもんです」

   これに対して赤井取締役も

「そんなのマトモに読むのは、肛門に顔近づけて深呼吸するようなもんです。必ず屁を吸ってしまいますぞ」

と、この社員に同調するコメントを書き込んだことから、ネットコミュニティーでは批判の声が高まっていた。
   同社の発表は赤井孝美取締役の名前で出され、

「視聴者全般を侮辱したり、2ちゃんねる掲示板そのものを貶める意図はありませんでしたが、結果として多くの方に不快な思いをさせ、心を傷つけた事実は重く、弁解の余地はありません」

としている。日記を書いた社員も上司から厳重注意を受け、反省しているという。赤井氏は批判の対象とされた「天元突破グレンラガン」のプロデューサーも辞任する。