リーグ・アン第32節の10試合が14日から15日にかけて行なわれたが、スコアレスドロー6試合を含み、全得点がわずか8点と歴代最少得点の記録を更新した。これまでの記録は、1987-1988年シーズン第8節の9点が最少だった。

 レキップ紙によると、リーグ・アンの1試合あたりの平均得点はこれまで2.21点。昨シーズンに続き、欧州の他の主要リーグの中でもっとも少ない。ちなみに平均得点がもっとも多いのがドイツで2.69点、以下イタリア(2.60点)、イングランド(2.41点)、スペイン(2.33点)と続く。

 得点王争いも今シーズンは際立って低調。現在のトップはスティーブ・サビダン(バランシエンヌ)の13ゴールで、スペインの19ゴール(カヌーテとディエゴ・ミリート)、イングランド(ドログバ)、イタリア(トッティ)、ドイツ(ゲカスとボーフム)の18ゴールには遠く及ばない。昨シーズンのリーグ・アン得点王は21ゴールを量産したパウレタ(パリ・サンジェルマン)だが、今季は10得点と低迷している。