「3年A組」打ち立てた記録の数々 若者支持集められた要因

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俳優の菅田将暉(26)が主演した日本テレビ系ドラマ「3年A組−今から皆さんは、人質です−」の10日放送の最終回の平均視聴率が、番組最高の15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。

これまで同局日曜ドラマ枠(午後10時半)の最終回最高視聴率は、15年7月期に放送された「デスノート」の14.1%だった。だが今回、菅田のドラマが更新したかたちになる。

また番組公式ツイッターのフォロワー数は28万3,000人を突破。昨年10月期の「今日から俺は!!」の28万2,000人を抜き、日本テレビ系のプライム帯(午後7時から11時)ドラマでフォロワー数も歴代1位になった。

さらに最終回の放送直後からスピンオフドラマ「3年A組−今から皆さんだけの、卒業式です−」の前編を動画配信サービス・Huluで配信。ところがアクセスが集中したため障害が発生。約30分間、接続できない状況が続いたという。

「ものすごい勢いで日本テレビの“新記録”を次々と更新しました。成功の大きな要因は若年層の心をつかんだことにあると言われています。テレビ離れが進む若い人たちにとって、いちばん関心の高いのがSNS。そのかかわり方をうまくテーマに盛り込んだことも大きかったのではないでしょうか。菅田さんや永野芽郁さん(19)、GENERATIONSの片寄涼太さん(24)ら若者に人気のキャストをそろえたのもヒットを後押ししたと思われます」(芸能記者)

スピンオフの後編は17日午前0時に配信スタート。すでにネット上では“3Aロス”が巻き起こっているだけに、またもやアクセスが殺到しそうだ。