「何の説明もなく水着姿にされて」須藤凛々花が引退を決意するまでの経緯を吉田豪が語る。涙ながらの“告発SHOWROOM”で明かされた事務所との溝

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 元NMB48のタレント・須藤凜々花氏が1月31日をもって芸能活動から引退することが事務所からFAXで報道各位に電撃発表されました。関係者によると今後は哲学者を目指すとのことです。

 久田将義氏と吉田豪氏は自身がパーソナリティをつとめるニコニコ生放送「タブーなワイドショー」において、ゲストで音楽ライターの南波一海氏とともにこの話題に言及。吉田氏は昨年からの須藤氏と事務所側に溝があったことを明かし、須藤氏の今後に対し「ただの主婦にはおさまらない人」「いつでもまたお仕事しましょう」とエールを送りました。

須藤凛々花氏。
(画像は株式会社Snowtitle公式サイトより)

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報道されなかった昨年夏の“告発SHOWROOM” 左から久田将義氏、南波一海氏、吉田豪氏。

吉田:
 この件についてすごい重要なことがあって、昨年の8月4日、ちょうどTIF【※】の期間中に須藤さんが告発SHOWROOMをやっていたんですよね。それがまったく報道されていないことにモヤモヤしていて。

※TIF
世界最大のアイドルフェスティバルであるTOKYO IDOL FESTIVALの略称。

 何を言っていたかというと、哲学の仕事だと言われて現場に行ったら、何の説明もなく水着姿にされてセクシーグラビア撮影みたいなのが突然はじまって、ニップレスとかヌーブラもないまま相当ギリギリなことをやらされて、最初ドッキリかなんかだと思ったら全然そうでもなくて、誰も止めてくれない。もちろん事務所の人間も止めてくれない。

 生意気だとか言われるのは怖くて、撮影の時間も押していたから受け入れるしかなくて、でもそれがつらすぎて突然SHOWROOMを始めたっぽくて。すぐに報告DMがきたからボクも見始めたら、「私はこんな仕事やりたくてやってるんじゃない」みたいな感じで泣いてて。「タレントの仕事はやめるって事務所の人には言った」「やらなきゃいけない仕事は残ってるけど、それが終わったら引退する」「タレントにはもう何の未練もない」みたいなことを昨年の夏の時点で言っていたんですよ。

 これ絶対に騒ぎになるなと思いながらは当時それを見ていて、でもあまりそれを放送中に騒ぎ立てるのも可哀想だから、無言で彼女の放送のアドレスだけ貼って、時間差で「須藤凜々花すごい」とつぶやいて(笑)。「応援してますよ」ってアピールだけして。だから、あの時点でなんでどこも報じないのかが不思議だったんですよ。今こうやって引退がニュースになっても、そのことに触れているメディアもなくて。

 あの時点で事務所と溝があったんですよ。その後、一回だけちょっととあるイベントで須藤さんに会って少し話す機会もあったんですけれど、ゴタゴタも落ち着いてこのまま活動していくのかと思ったんですよ。そしたら、元NMB48の木下百花さん、現・百花さんと須藤さんが「炎上戦士ギャラ泥棒」っていう、吉本の有料配信番組をふたりでやっていて、それが11月の時点で配信が突然中止になったり、配信時間が遅れて、始まったら須藤さんがいなかったりで、要は須藤さんが生配信を突然すっぽかしちゃった、と。

 それで、なんとかしなきゃいけないっていうので百花サイドが友達を呼んで残り2回の放送の穴埋めをして、そのまま番組が最終回になって、そして今回の引退報道に至るという流れなんですね。

 なので、まあこうなるなという感じではありました。ただ、その流れを踏まえている報道が今まで全然なかったので、ちゃんと説明してみましたっていう。どうですか、南波さん。南波さんも“NMB(なんば)”じゃないですか(笑)。

南波:
 いやいや関係ないですよ、漢字違うし(笑)。そうやってNMB48を卒業した後、百花さんもそうですけれども、もうちょっと綺麗に活動できたらいいのになあと思いますけれどね。卒業しなくてもいいんじゃないかっていうあれもありますけれどね。何とも言えないですね。

引退する須藤凛々花へ「もったいない」「いつでもまたお仕事しましょう」

吉田:
 どうですか、久田さん。

久田:
 結婚宣言時点でブーイングになっていたけれど、一周回って「この人、頭いいじゃん」ってなって。

吉田:
 CDを大量購入したりで課金して選挙に本腰を入れていた人たちが怒るのはわかるけど、そうじゃない人たちは意外と面白がったっていう感じでしたよね。

久田:
 そうそう。はじめはみんな怒ってた。本当に。課金していたからね。一周回って、「ん? この子頭いいな」ってなっていって。昔からずっと「哲学者」って言っていたからね、この人。実際に頭はいいんだろうし半周回ってこういうふうになっているけれど。なんていうんですかね……引退がいいんじゃないですかね。

吉田:
 えっ(笑)!?

久田:
 引退するよりもYouTuberとかがいいんじゃないのかな。ゆうこす【※】みたいな感じでいいんじゃないですか。

※ゆうこす
元HKT48メンバーの菅本裕子氏のこと。現在はYouTube等で“モテクリエイター”として活動中。

吉田:
 一旦辞めてほとぼりが冷めての活動だと思いますけれどね。

久田:
 間違いないでしょう。

南波:
 だってなかなかいないじゃないですか、こういう頭の切れる人でやっていけそうな人。もったいないですよね。

吉田:
 僕、昨日は百花さんとイベントだったんですよ。この件についてもちょっと話したんですけれども、言える範囲で話すと「須藤さんは哲学が好きなんですけれども、頭が悪いんですよ」って言ってた(笑)。だからこそ収録を飛ばしたりとかもするって。

南波:
 そうか(笑)。

久田:
 だから、ゆうこすさん的な感じでいいんじゃないの。

吉田:
 ゆうこすほどの器用さは無い気がする。

久田:
 YouTuberでもないのか。

吉田:
 僕「猫舌SHOWROOM」で「豪の部屋」という番組をやっていて須藤さんをゲストで呼ぼうとしたんですけれど、やっぱり事務所サイドからものすごい警戒されてずっとストップがかかっていたんですよ。その時点でゴタゴタしていて、生配信だと何を言うかわからないからって。

南波:
 芸能人向きな気がするけどな。

吉田:
 ですね。ただの主婦にはおさまらない人だと思います。

久田:
 それはないでしょうね。なんか出てくるんでしょうね。結婚してお子さんが生まれたりとかしたら、なんか出てくるんじゃないですかね。いろいろなやり方で。

吉田:
 いつでもまたお仕事しましょうっていう感じです。

▼記事化箇所は1:01:25から視聴できます▼

「久田将義×吉田豪のタブーなワイドショー」

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