甲子園で「オリジナル応援歌」に反響 「球場を飲み込んだ」「めっちゃカッコイイ!」
夏の甲子園に初出場した奈良大学附属高校のオリジナル応援曲「青のプライド」が、カッコいいとネット上で反響を集めている。
プロ野球ロッテの応援歌で知られるジントシオさん(38)の作曲で、奈良大附は2回戦で敗れたものの、また聞きたいとの声が寄せられている。
奈良大附の野球部員と打ち合わせて作詞・作曲
ブラスバンドの演奏が重厚なイメージで始まり、サビに入ると、手拍子とともに「おおおお...」の大合唱になる。
青のプライドは、奈良大附に得点機などが回ってくると演奏されるチャンステーマだ。
朝日新聞の8月10日付ウェブ版記事によると、ジンさんが17年夏に初出場の早稲田佐賀にオリジナル曲を提供したが、奈良大附が18年夏の奈良大会でこの曲を「耳コピ」して演奏しているのを知って、楽譜を提供した。そして、野球部員らと話をするうちに別のオリジナル曲を作る方向になり、部員らと打ち合わせしながら青のプライドを作詞・作曲した。曲名は、スクールカラーにちなんだという。
2018年8月15日の日大三(西東京)との2回戦でも披露され、総勢121人の吹奏楽隊が打ち鳴らすと、応援のボルテージは上がった。
敗退したが「来年も聞きたいです」
結果は、4対8で敗れてしまったが、ツイッター上では、トレンド入りするほどの反響を呼んでいる。
「青のプライドが球場を飲み込んだ」「めっちゃカッコイイ!」「ジンさんええ曲作ってるなー」「選抜や来年また青のプライドを響かせて欲しい」...
ジントシオさんも、「青のプライドキター!」とツイッターで喜び、試合後も、「今回は楽曲提供の機会をいただきありがとうございました。ぜひまた来年も甲子園で聞きたいです」と書いている。