コッペパン競争激化 SNS映えや老舗も…

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給食などにも出た昔なつかしいコッペパンが今、空前のブームとなっている。様々な具材を挟めることからレパートリーは無限大!コッペパンの専門店も続々、登場している。

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■競争激化 SNS映えも

東京・台東区のコッペパン専門店「イアコッペ」には、“SNS映え”する商品が並んでいた。他にもじっくり焼いたジューシーなステーキを挟んだものや、ブラックカカオを練り込んだ黒いコッペパンにピスタチオペーストを挟んだものなど、15種類を販売。

客数は4年前と比べ約2倍に。昔から学校給食に欠かせなかったコッペパンが、今、おしゃれに進化し、空前のコッペパンブームとなっている。

イアコッペ・金井直子店長「コンセプトを色々と時代に合わせたりしつつやっていかないと、生き残っていくのも大変なのかなと」

激化するコッペパン競争―。

去年、オープンした東京・狛江市の「(食)盛岡製パン」には行列ができていた。店の本社がある岩手県の食材にこだわったコッペパンを出しており、八丁味噌などを合わせた肉味噌に麺をからめたご当地グルメ「じゃじゃ麺」を挟んだコッペパンなどがある。

東京・恵比寿に去年オープンした「えびすぱん」では、にんにくやハーブなどに3日間つけこんだ豚肉を揚げたトンカツのコッペパンを提供していた。

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■大手企業や老舗が参入

去年、東京・吉祥寺には、コッペパン専門店「パンの田島」とコーヒーチェーン店の「ドトール」がコラボした店がオープンした。

注文を受けてから、目の前で具材を挟むのが特徴で、抹茶クリームと粒あんをたっぷり挟んだものや、練乳クリームの上にラムレーズンをちりばめたものなどを販売。

提供するコーヒーには、こんなこだわりも。

パンの田島 吉祥寺店・吉見裕幸店長「コッペパンに合うコーヒーをブレンドしていただいています」

給食で出されていたコッペパンの懐かしさを体感してほしいと、内装も学校をイメージしているという。

また、和菓子の老舗・とらやが東京・渋谷区につくったカフェ「TORAYA CAFE・AN STAND」でもコッペパンを販売。クリームチーズの上に、黒糖やメープルシロップを混ぜたあんペーストをのせている。チーズと食べることで、あんこの甘さをより引き立てるという。

TORAYA CAFE・AN STAND 新宿店・梅谷宗一郎副店長「手軽にあんペーストという商品をお客様に召し上がっていただく、体感していただくには、一番身近なコッペパンからスタートするのが良いのではないか」

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コッペパン人気はまだまだ広がりをみせそうだ。