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2018年度前期NHK連続テレビ小説『半分、青い。』でヒロインを務める女優の永野芽郁が10日、岐阜県恵那市岩村町での撮影の合間に取材に応じた。

2018年4月2日から9月29日まで全156回を放送する同ドラマは、人気脚本家・北川悦吏子のオリジナル作品。北川の故郷でもある岐阜県と東京を舞台に、失敗を恐れないヒロインの楡野鈴愛(にれの・すずめ)が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜けていく姿を描く。撮影は、先月23日にヒロイン・鈴愛の故郷である岐阜県でクランクインし、永野は11月より加わった。

大自然に囲まれた岐阜での撮影について、永野は「ものすごく空気がきれいで、寒くてもいい寒さ。すごく楽しく撮影している」と満喫しているようで、「みなさん優しい。おじいちゃんが駆け寄ってきて、『風邪には気を付けてね』と声をかけてくれたり、なかなか東京ではないような人との関わり方ができて、リラックスして楽しく撮影ができています」と話した。

「天真らんまんさは自分と似ていると思う」と演じる鈴愛に親近感を抱いている永野、脚本家の北川氏が思い描くヒロイン像が「自然や温かい街並みでのびのびと駆け巡っている、アルプスの少女ハイジのような女の子」だと知ると、「私もブランコ好きです! スキップもたまにするし、"ハイジ"キャラで頑張っていきたい」と笑顔全開で意気込みを語った。

また、「昨日ふと『私、今朝ドラ撮ってるんだな』と思ったときがあった」と告白。「これまでのドラマや映画とは周りの方の雰囲気も違ったり、これからずっとこのここにいる方たちと一緒に過ごしているいくんだと考えたら、『あっヒロインなんだな自分』と思って、ちょっとしんみりした」と実感したという。

続けて、「でも、あっという間に終わる気がしています。『長い』『大変』って言われてますけど、もう終わりが見えていて、『あと10日だね』っていうのが想像ついています」と驚きの発言が飛び出し、「めっちゃポジティブです」とにっこり。「『やっぱ無理かも』と言っているときもあるかもしれないですけど、サポートしてくれるような方たちが集まってくださっているので安心して乗り越えられそうです」と周囲への信頼を語った。

一人の女性の半生を演じることについては「不安なことしかないくらい不安」と打ち明け、「一人の人をずっと演じるってなかなかない経験。何かがブレるときがあると思うんですけど、私にしかできないことだと思っているので、しっかりと鈴愛と向き合って頑張っていきたい」と覚悟。さらに、「岐阜弁が難しくて、先生と会話して『どうですか?』ってやっている。少しずつできるようにはなってきました」と方言も課題のようだ。