「母の強さが競技に反映」 谷亮子氏が松本薫に子育てのアドバイス

4日放送、日本テレビ「くりぃむしちゅーの掘れば掘るほどスゴイ人」では、ロンドン五輪柔道金メダリスト・松本薫がゲスト出演。今夏出産を経験し、ママさんアスリートとして東京五輪出場を目指す松本が、先輩・谷亮子氏に子育てのアドバイスを求めた。

妊娠中にできるトレーニングを相談した医師から「ランニング程度で、6時間以上は走らないで」と指導を受けるも、6時間以内ならと、フルマラソンを走った松本。その野獣ぶりは健在で、出産後も1ヵ月程度でトレーニングを再開しているという。

また出産時を振り返って、「踏ん張って下さいと言われて、その時に下の筋肉（に力を）入れるのか、上の腹筋を入れるのか分からなくて」と、あっけらかんと話すも、当初は「子供産んだら（柔道は）できないと思ってました。谷さんぐらいしかいなかったので。谷さんレベルじゃないと、そういうことはできないのかなと・・・」などと明かした。

すると番組では谷氏がVTRで登場、「試合の時に子供を連れていくのか、置いていくのか」という松本の疑問に回答した。「私は連れて行くタイプ」と切り出した谷氏は、「（子供の面倒を）誰か見ててっていうことになってしまうと、意外と母親になった力が発揮できないんじゃないかと。子供を守らなきゃっていう強さが競技に反映された」と持論を展開した。

そんな谷夫妻の子供は、小学校6年生と2年生の男の子。夫である谷佳知氏が元プロ野球選手であることもあってか、「男の子2人なので、私は野球をやってほしいなっていうのは生まれた頃にあった」という谷氏だが、現在、子供が打ち込むのは、意外にも「アイスホッケー」だという。松本も自分の子供の将来について「野獣にはなってほしくない」と語ると、「できればピアノとかバイオリンとか」と苦笑いを浮かべた。