地下通路

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あの『絶凶・戦慄迷宮』がリニューアル!!

富士山周辺は「パワースポット」とか「心霊スポット」というイメージが強い。富士山のふもとにある、富士急ハイランドも心霊スポットのひとつだと思う。

【動画】映像でもこんなに怖いのか…!恐怖体験レポ動画(計4本)はこちら

その理由は「絶凶・戦慄迷宮」という名のお化け屋敷があるから。

そのお化け屋敷が昨年よりも更に怖くリニューアルされ、「絶凶・戦慄迷宮〜血塗られた人骨病棟〜」として2017年7月15日(土)にオープンします。

そして、ウレぴあ総研編集部から「怖くて行けないので、牡丹餅さんよろしく」と、言われ一足お先に体験しに行くことに・・・!!

もう外観から言って邪悪すぎ

今回「絶凶・戦慄迷宮」を一緒に回ってくれるのは、仕事仲間のC(編集&デザイナー)。

Cも子供の頃か富士急が好きで、今や知る人ぞ知る「110」や「119」もよく知っている富士急好き仲間。当時のお化け屋敷も相当エグかった記憶がある。

富士急のお化け屋敷は、昔から怖いと言うよりも「エグい」。当時も手術中にお腹を切り裂かれた人が放置されてるとか、子供が踏切で切断されてるとか、もう正気の沙汰じゃなかった。

いうならば「ホラーハラスメント」。戦慄迷宮はそのDNAをしっかり受け継いでいる・・・・。最後まで手を抜かない気持ち悪さで攻撃してくるから、子供は絶対にトラウマになるレベル。

建物の前にも、単に血みどろの足を置くのではなく、腐ってる感とかを出してきて、目を背けたくなるようなものばかり並べてくる。もう既にドキドキ・・・。

去年も別のお化け屋敷記事「“伝説”のお化け屋敷『赤ん坊地獄』が復活!本当にヤバいのか行ってみたらガチで怖すぎた…」 で、怖すぎて爆笑しまくったけど、今回は笑っていられるかな・・・・??

プレショー映像がエグい!!

ドアを開けて中に入ると、いきなり病院臭い・・・・。消毒液なのかな。ヒンヤリしたかと思いきやジトッとしてたり、なんだかよく分からない空気が身体にまとわりつく。入った時点で具合が悪くなる人もいるかも。

まずは病院の待合室にある椅子に座って、プレショー映像を観ます。刷新されたばかりの映像は、もうエグすぎる!!

なんでこんな病院に男女が4人で検査着きてんの?ここで検査する時点で死亡フラグ立ってるじゃん。など、いろいろ思いながらも、見入ってしまうエグさ。もう音がリアルで気持ち悪いーーー。

しかも前のグループがなかなか進まないから、この気持ち悪い映像を4回も観るハメに・・・・。その間にどこからともなく「なんで来たの・・・・」などと、お化けにささやかれるなど、世界観を楽しむ準備は完璧。

あとは、順路を辿るだけ・・・・・なんだけど。

それでは戦慄迷宮の内部へ

白衣を着たスタッフの方が、懐中電灯を渡してくれます。その懐中電灯が電池が弱くて途中で切れたりしそうなので、交換してもらい、いざ順路へ・・・。

まずは螺旋階段からスタート・・・・・・。暗くてよく見えない。撮影するってことは、私が前に歩かないといけないってことじゃん〜。

階段を上ったり廊下を歩いたり、普通のお化け屋敷から比べるとお化けが出てくるまでが長いのですが、途中でドン!ガシャン!など、何かが落ちたような音や倒したような音が聞こえてドキッ!!としてしまう。

ビビって全然前にすすめない・・・・・。

通路には、埃をかぶった医療器具が乱雑に置かれていて、廃墟の病院そのもの。しかも、お化けらしい影がチラッと見える。

影があるってことは本物のお化けじゃないんだなってことくらいは、もう大人だからわかるんですよ。でも、あの角を曲がったら出るかも・・・と思うと進めない。何が出てくるのかは全くわからないし・・・。

怖すぎて思わず走りたくなるけど、隠れていたお化けが出る暇がなくなってしまうかも。それじゃあレポートにならないので、走りたい気持ちをグッと堪えて、ゆっくり進む。

奥に進むにつれ、蒸し暑く息苦しさを感じ、リアルな廃墟探検気分も楽しめます。

階段を下りると、なんだかよく分からない音が鳴り響き、得体のしれない恐怖が襲い掛かってきます。さっきから、後ろから何か来ているような気がしてしかたない・・・・。

薬品ビンや保存ビンのものが、ズラリとならんだ棚がある部屋が登場し、ゆっくり何があるのか見て歩きたいけど、止まっているのが怖い。途中で、リタイヤのドアが出てきた。あーーーもう、リタイヤしたい。

・・・・どうする? Cと相談するも、Cは「最後まで行かなきゃレポートにならないでしょ」と言った。くっ・・・、あとで「Cが怖がったから途中で出ちゃいました」とか言ってごまかそうと思ったのに。。。

しかもあんた、さっきから私を追い越して逃げてるでしょ!?(怒)

さっきから変な汗が止まらず、額から汗がダラダラ垂れる・・・・。まだこれで半分しか歩いてなかったら多分死ぬかも。

ビビりながらも先に進むと、新しくリニューアルされた「地下通路」が登場。左右の壁にビッシリ不気味などくろが積み上げられていて、気持ちが悪い・・・・。

赤ちゃんの泣き声とか、シクシク泣く声、聞こえる音がだんだん変化していくので、身を縮めながら左右をキョロキョロ。

するとその時、まさかの上から攻撃!!

「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

不意打ちすぎて、大絶叫ーーーーーー!! すると、私たち以上に大きな声で前のグループが大絶叫をかぶせてくる。前のグループが「最終部屋」に入ったようだ。

「うおおおおわああああああおあおあおあlfp@blsg@☆rふg!!」

前のグループは男性4名でしたが、大絶叫&よくわからない雄叫びを上げている・・・・・。そのくらい恐ろしい内容になってます(汗)

それにしても叫びすぎ。一緒に回ったら、「おめーの叫び声の方が怖いんだよ!!」って平手打ちするかも(笑)

最終部屋の中は・・・・?

最終部屋は、慈急病院の患者の骸が処理されている部屋。

チェコのブルノ納骨堂のように大量の遺骨を積み上げた大空間が広がっています。

「戦慄迷宮」史上最高のおぞましさと光景を、実際にあなたの目で見てください。恐怖で「ド・ドドンパ並みの速さでスポーーーーン!!と表に出てしまいますよ(笑) マジでマジで。

絶叫!? 爆笑!? 怖すぎて壊れる

いやー、絶叫するのは東京ドームシティーの「赤ん坊地獄」以来かもしれない。せっかく可愛い「きゃー!!」を用意して行ったのに、まったく使えなかった。

不意打ちすぎて「うおおおお!!」とか「やあーーーっはっは!!」など、ドリフのおばちゃんみたいな笑い声に・・・(汗)

内容はどちらかというと「心霊」よりも「ホラー」系。お化けというか、ゾンビに近いかな。向こうも本気で怖がらせようとしてるから容赦ない! 怖すぎてふたりとも途中で壊れてしまいました(笑)

とにかく気持ちが悪いものがギュッとこの中に詰め込まれているので、本当のお化けがいても、気が付かないかも。霊感の強い人は、途中息苦しくなったり足を引っ張られるような感覚になるなど、より一層怖い体験ができると思います。

長時間、腰を引きすぎちゃって、翌日声枯れと腰痛でグッタリ!! でも、キャーキャー言ったり、大笑いしたりストレスはすっかり解消されましたよ♪

みなさんもぜひ、夏休みの思い出作りや日頃のストレス発散にリニューアルされた「絶凶・戦慄迷宮〜血塗られた人骨病棟〜」を体験してくださいね☆

SPOT DATA

【絶凶・戦慄迷宮 〜血塗られた人骨病棟〜】
■オープン日:平成29年7月15日(土)
※今回のリニューアルに伴い、「絶凶・戦慄迷宮」は7月14日(金)まで休館となります。
■建物:二階建て(一部中二階)
■延床面積:約3,000平方メートル
■所要時間:約50分〜∞(無限大)
■歩行距離:約900m
■利用制限:小学生以上 ※小学生は中学生以上の同伴必要
■収容人員:1日1,000人〜1,500人限定
■利用料金:1,000円(フリーパス利用不可)