李龍徳(イ・ヨンドク)の文藝賞受賞作『死にたくなったら電話して』(河出書房新社)。大阪の十三(じゅうそう)と南森町、京都の河原町が小説の舞台。あと神戸の王子公園と須磨離宮がちょっと出てくる。主人公の徳山久志はイケメン浪人生だ。大学受験ですべり続け、べつに医学部志望というわけでもないのに、この大学全入時代に珍しく三浪中。今年は予備校に行かずに宅浪中である。居酒屋のアルバイト以外には勉強しかすることが
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李龍徳(イ・ヨンドク)の文藝賞受賞作『死にたくなったら電話して』(河出書房新社)。大阪の十三(じゅうそう)と南森町、京都の河原町が小説の舞台。あと神戸の王子公園と須磨離宮がちょっと出てくる。主人公の徳山久志はイケメン浪人生だ。大学受験ですべり続け、べつに医学部志望というわけでもないのに、この大学全入時代に珍しく三浪中。今年は予備校に行かずに宅浪中である。居酒屋のアルバイト以外には勉強しかすることが