厚生労働省が発表した7月の毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、製造業の残業時間が1年ぶりに増加したことが分かった。7月の製造業の残業などの1人当たりの所定外労働時間は前年同月比0.7%増の14.9時間で、1年ぶりに増加に転じた。産業全体の所定外労働時間は、前年同月比2.9%増の10.5時間。一方、7月の1人当たりの現金給与総額は前年同月比0.4%増の36万2141円。2カ月連続で増加した。現金給与総額の