苦戦を強いられ、下位に低迷している今シーズンのミランが、貴重な勝点3を得た。セリエA第13節のメッシーナ戦を1−0で勝利したのだが、この決勝ゴールを決めたのが、キャプテンのマルディーニだった。長いシーズンのうちのたった1試合の、たったひとつのゴール。もし得点者がパオロ・マルディーニ――1985年1月にセリエAでデビューし、38歳5か月の今も現役生活を続ける――でなかったなら、それほどの話題にはならなかった