大相撲で名大関と称された旭国は「ピラニア」の異名を取った。一度食らいついたら離れないしぶとさにファンは沸いたのだ。【写真をみる】身長が基準に満たず新弟子検査に4回も落ちたという「大関旭国」の全身ショット「ピラニア」らしい名勝負その持ち味が存分に発揮されたのが、1978年春場所の7日目。大関の旭国は前頭4枚目の魁傑と対戦。魁傑は大関から陥落していたとはいえ強豪だ。両者は土俵中央でがっぷり胸を合わせた