近くの公園で代用し、自前の園庭を持たない保育園が都心部を中心に増えている。保育ジャーナリストで「保育園を考える親の会」顧問の普光院亜紀さんは「園庭がないと子供の外遊びが制約され、保育士の負担が増える。保育士の負担が大きい保育園では窒息などの事故や不適切保育が起こりやすい」という――。※本稿は、普光院亜紀『不適切保育はなぜ起こるのか子どもが育つ場はいま』(岩波新書)の一部を再編集したものです。写真