東海染工が後場に上げ幅を拡大し、年初来高値を更新した。この日、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。営業利益は前期比9.6倍の5億円、最終損益は2億円の黒字(前期は1億円の赤字)になる見通しを示し、材料視されたようだ。 売上高は同7.2%増の140億円を見込む。染色加工事業では生産性の向上や適正な価格改定・転嫁を進める方針。国内では同業他社の廃業や生産規模縮小