8日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反発。米連邦準備理事会(FRB)による利上げ継続観測の後退を背景とした買いが優勢だった。 FRBは2~3日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを決め、インフレ抑制を優先する姿勢を改めて示した。ただ、声明文で追加利上げを示唆した表現が削除されたことで、市場では利上げ打ち止めの思惑が浮上。これが買い手掛かりとなり、債券先物は