8日の東京株式市場は強弱観対立のなか、日経平均は2万9000円近辺で一進一退の展開か。大型連休中で東京市場が休場となっている間に米国株市場はハイボラティリティな相場が続き、NYダウは2日から4日までの3営業日で900ドルを超える急落に見舞われた。地銀破綻が相次ぐなか金融不安が再燃しリスク回避の売りを誘発する格好となった。しかし、前週末5日は550ドル近い急反発をみせたことで、投資家の過度な不安心