※この記事は2014年07月15日にBLOGOSで公開されたものです東日本大震災から3年4か月がたつが、被災地の復興は未だ思うように進んでいない。復興を進めるにあたって、大きな議論を呼んでいるのが「防潮堤」の問題だ。 津波によって多くの人命が奪われた教訓から、巨大な防潮堤を築こうとする自治体と、「街づくりの全体的な計画が固まる前に、防潮堤の建設だけが先行するのはおかしい」と異議を唱える住民の間で対立が生じてい