北朝鮮の金正恩党委員長が先月21日、同国東部・江原道(カンウォンド)の元山(ウォンサン)軍民発電所に「親筆書簡」(自らサインした書簡)を送り、現場の幹部と労働者に労苦に多大な感謝を表したという。これを受け、現場の幹部は大きく胸をなでおろし、文字通り「生き返った」ような感慨に浸っていると、デイリーNKの内部情報筋が伝えてきた。金正恩氏は、自ら目をかけている工場やインフラ、建設現場で問題が生じると、火を噴