年賀状を出す習慣は東アジア各地に見られるが、郵便を使ったものは減少傾向にある。日本の年賀はがきの発行枚数は、2003年発行分の44億5900万枚を頂点に減少に転じ、2019年発行分は23億5000万枚まで減った。韓国では、2006年の1039万枚から2019年には210万枚まで減った。郵便による年賀状に取って代わって登場したのは、ネットでの「あけおめメール」だ。それは、郵便事情が悪く、携帯電話普及率が69%(UNICEFの2017年の調査)に